スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NW-ZX2 開発者トークショーに行ってきました。

NW-ZX2
お久しぶりです。イヤホンGeek!というよりはイヤホンGK!というくらいSONY製品中心のブログになってる気がしますが気にしないでください。

NW-ZX2開発者トークショーに行ってきました。基本的にはZX2 Project Member's Pageを踏襲する形で行われていました。今回は佐藤 浩朗さんと堀本 宏樹さんは不在で塚本さんの代役の方がメカ設計担当という形で出席し行われました。音質設計などの話などは電気設計の吉岡 克真さんが説明する形でした。というわけで開発者インタビューページに書かれていないことを中心に書いていきたいと思います。

・シャーシ
シャーシでGNDで音質変わるため様々な実験をしたそうで樹脂や真鍮で試作を行った結果、今のような銅に金メッキを施したシャーシとなったようです。最近だとAK240SSのようにボディによって音質が変わるということを謳っていますが(NW-ZX2のほうが販売は先でしたね。昔、ケンウッドにも似たような謳い文句がありましたが)そのようなイメージで差支えないと思います。ちなみに樹脂で試作したそうですが音質的にダメダメだったそうです。

・キャパシタ(コンデンサ)とバッテリー
こちらですが元々、PCM-D100と同じ意図でZX2用に新規に特性などを合わせて設計したものだそうです。バッテリーは元々、ZX1のときに再生時間が短いという意見から大きな容量にしたようですが大容量化によってバッテリーのインピーダンスを下げることができるため音質的にも再生時間的にも一石二鳥の作りとなっているようです。ZX1を改造したりして最初期は試したそうです。PCM-D100も電池で音が変わりますからね。

・ヘッドホンジャックの4極化
もともと、社内でZX2がモバイル用のリモコンで操作できるような要請があったようで、その流れで四極の設計を検討したそうです。その後、音質的に問題があるためにリモコンの採用を見送ったようですが、昨今の4極プラグによる方式を試したところ音質的な向上が見られたため、採用したそうです。

ちなみに最後に質問時間がありましたので、吉岡さんから直接伺いましたが、先端からL(+)R(+)L(-)R(-)という順番が正しいそうです。ただし、オフィシャルで公言していない理由が4極プラグ自体は世の中に溢れていますが、ものによっては奥まで刺さらないためZX2の検出機能が誤動作を起こす相性による問題と、SONYとして4極のケーブルを販売していないことの二種類が理由だそうです。

なので各ニュースサイトで実はバランス対応?というように曖昧に書かれているのですね。

ちなみにバランスという各社の書き方は現在不適切なものが多くBTLという言い方のほうが接続的に正しかったり、今回のような4極の場合は左右のグランド分離という言い方が適切だったりします。これに加えてコネクタの形状が乱立していたりとカオスなのが現状です。
正しいバランスはHot/Cold/GNDという風に接続されるものになりますね。


・デザイン
デザインに関してですがスマホではなくDAPを持つというもう一台を持つという意味を考えてデザインされたものだそうです。もともと、デザインの前の開発側でのデザインを見て(デザイナーがドン引きしたそう!)ですが、担当した矢代さんはSONYのDNAを感じるという風に感じデザインされたそうです。また、これは開発者ページでも書かれていますがZX1に丸みを帯びさせて誤魔化したわけではなく、剛性を考えて丸みを帯びさせてデザインだそうです。
また、これはよく見ればわかるのですが表面と側面のアルミの処理(サンドブラスト処理が今回は二種類)が若干違うのですがそういった、細かいところに技を使ってデザイン性を向上させたそうです。また、裏面に文字が書かれていますがそこに関して会社にルールが存在し、そういったルールとも戦いデザインを向上させたそうで拘りを感じました。
あた、ZX1では上の部分に継ぎ目が存在するのですがこれは設計都合で通信関連の性能が下がるために仕方なく継ぎ目を付け足したそうです。ZX2ではこの部分に関してすごくこだわったようで最初の段階で解決するために試作を重ねたそうです。Zx2は最終的にはそういった設計都合がなく妥協のない設計となったそうです。

・ソフトウェア
DSDにはPCMに変換する際に3dB問題が存在しますが、そういった点を解決するためにユーザーが選べるように今回は改善したそうです。デジタルフィルタに関しては開発者インタビューに記載されていますので割愛します。
大事な部分ですが、NW-ZX2はソフトウェアアップデートによって音質の変化はないように行う予定であり、仮にファームウェアアップデートを行って音質が変わる際はしっかりとアナウンスするそうです。(誤解のないように書きますが、これはAKへのアンチテーゼではなくあくまでSONYとしてはそういう方針で行くという意味です。)

また、W.ミュージック以外でのハイレゾ再生やDSEE HXなどに関してですが基本的にはNW-ZX2はW.ミュージックにたいして専用のソフトウェア的なパス回路を設けているので他のアプリでの再生でDSEE HXは適応されていないとのことです。また、他アプリに関してのハイレゾ再生に関しても基本的には保証はしないそうです。

・エージング
エージングに関してですが内部のコンデンサがはんだ付けの際の熱で一度能力的に低くなりますが使うことによって元の性能に戻るためその部分でエージングが存在するとのこと。大体、200時間を超えたあたりから安定しだすそうです。

・その他
オマケですがハイレゾシールはNW-ZX2の部品扱いになっているそうで一枚当たり100円ほどで入手できるという情報も最後の方にユーザーからの話として話題になっていました。これでぺりっとはがしちゃっても安心ですね。

今回のトークショーはとても濃い内容のトークショーであったと感じます。賛否両論ですがNW-ZX2はなかなかに自分的には音は好みのものだったので、入手しようか迷っているところであり、今回のトークショーは自分の物欲をくすぐりました。ウォークマンはかれこれNW-Xシリーズ以降から離れているのですが最近は良い方向に向かっていますね。ウォークマンではなくPCM-D100を買うユーザーさんはウォークマンに関して悲観的な方が多いと個人的には思っていますが、そういった方々を満足させるものが出るのもそう遠くはない未来だと予感させてくれました。一部、オフレコの内容があるので書いていないものもありますが、今後のリリースが大いに期待できるような開発も行っているようです。今後のリリースが楽しみです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

akicy0765

Author:akicy0765
マイナーなヘッドホンとイヤホン大好きです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。